PERSON

ロジスティクス

TOMOYA NISHIZAKI

  • 加藤憲G.R.S.株式会社
  • 神戸西流通センター センター長
  • 2011年入社

“毎日が、真剣勝負の
ロールプレイングゲーム。”

敷地面積900坪の物流を仕切る。

流通センターでは、日々メーカーから数万アイテムの商品が入荷され、在庫として格納後、注文に応じて全国の取引先へと出荷されていきます。その作業計画を立て、パートさん120人を動かし、進行をマネジメントをするのがわたしの仕事。1日、1週間、3カ月など、さまざまな納期の作業が同時に動きます。当日まで入出荷量がわからないことも多く、昨年のデータも参考にして緻密にプランニング、数分のタイムロスも予測しながらトラブルを回避し、きっちり時間内に完結できたときは大きな達成感を得られます。実は入社以来1度も「遅延」を出したことはありません。最終作業には必ず立ち会い、トラックが出発していくのを見届けるのは、ほっと胸をなでおろす瞬間でもあるのです。

支えてくれるのは120人の気持ち。

膨大な作業をスムーズに進めるためには、120人のパートさんにいかに気持ちよく動いてもらえるかが鍵を握ります。そのためには日頃からコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていくことが大切です。半年に1度は全員と面談をして、評価もきっちり伝えています。ちょっとした表現でニュアンスが変わってしまうこともあるので、話すときは言葉一つひとつを丁寧に選ぶことも重要。全員の価値観をひとつにするのは難しいけれど、同じ目標に向けて協力しあえるチームをつくっていきたいというのがわたしの思いです。それだけに「働きやすい環境をつくってくれてありがとう」と言ってもらえたときは、とても嬉しい。この仕事は120人の気持ちで支えられている。そう感じるんです。

MESSAGE

まだまだ奥が深い。可能性は広がる。

毎日がまるで真剣勝負のロールプレイングゲーム。人、モノ、場所、情報の4つの要素をパズルのように組み合わせ、次々と現れる課題を攻略しています。今後は、1つの答えを出すためのアプローチを何通りにも増やし、「これがダメな場合はこれ」と冷静に臨機応変に対応できる「物流のスペシャリスト」をめざしていきたい。取引先の店舗や売場のために、わたしたちができることはまだまだあると思います。例えば、売場の商品構成や陳列方法から逆算して倉庫のロケーションや物流の仕組みづくりをすれば、もっと効率化が図れるはずです。何年続けても物流は奥が深い世界。やり方しだいで可能性は無限に広がっていきます。だからこそ、次の扉を開けるのが楽しみでたまらないのです。

1日の流れ

  • 8:30

    出社
    お客様からの受注内容確認。メールチェック。
  • 8:45

    現場担当社員と作業計画内容を最終確認。
  • 9:00

    全スタッフさんを集めての朝礼。当日の作業指示と翌週の作業計画を共有。
  • 11:00

    作業進捗確認。ラインの偏りを調整するために、人員配置を修正。 
  • 12:00

    昼食
  • 13:00

    当月のMD出荷予定内容を確認し、配送トラックの手配。
  • 16:00

    現場の見回りを行う。翌日出荷予定商品の在庫を補充。
  • 18:30

    退社
    メールチェック後、退社。

ロジスティクスの社員